あなたは「アルハンブラ宮殿の想い出」というクラッシックギター曲を聞いたことがありますか。
You Tubeで検索をすればすぐ聞くことが出来ます。
この曲はスペインのタレガ(1852―1909)作曲の素晴らしい作品です。
聞かれてから次ぎにお進みいただく事をお勧めします。
アルハンブラ宮殿は9世紀末にイスラムの勢力により建設が開始され増築拡張されたが、元のキリスト教勢力により1492年に奪還された。
無血開城で世界遺産として名所になっている。
スペインをロングステイの候補地としたのはこのギター曲によるところが大きい。
スペインに滞在するためにはスペイン語を学ぶ必要があるので四日市市の国際交流協会主催のスペイン語教室に2004年2005年のコースを2回受けた。
講師はペルー人のリリアナ先生であった。
スペイン語で1から100まで数えたり自分の名前が○○です、有難う、どういたしまして、これはいくらですか、お元気ですか等の基本的な会話を教わり覚えるように努めた。
次に現地へ行くことにした。
ネットで調べたらUTS国際教育センターを知り、南スペインのマラガ学院(Malaca Instituto)を紹介された。
語学学校で2週間の授業料、宿泊料、航空運賃、出迎え料すべて含めて一人33万円であり2人分を支払った。
今から17年前の2005年5月20日、セントレアでエールフランス(AF295)便、10時10分発に乗る。
3人掛けの座席の通路側から2人分を取った。
飛行機のドアが閉まり窓側の席に誰も来ないことになり家内と「ヤッター」のⅤサインが思わず出た。
シャルルドゴール空港への12時間30分の飛行はいかにも長く時間を持て余した。
到着後空港での入国の手続きは不要とのことであった。
スペインのマラガ空港へ、乗り換えデッキはⅮ15と指定されていた。
その乗り場に着いたがマラガのサインが出ないので心配になり確認したら2階のⅮ72とのこと。
あちこち聞きまわり「ここです。」との係員の声を聞き安心した。
19時35分発のマラガ行きの飛行機の離陸の時、古そうな機体の軋むような変な音がして家内が大変心配したが22時15分無事到着した。
出迎えのタクシーでマラガ学院へ到着。
宿舎のフロントで手続きの後、412号室に行ったらドアのキーが合わない、トイレの蓋が開き切らない、ベッド横のランプが点かない等々の設備の古さを感じたが現地時間の午前1時近くになりやっと床に就いた。
とにかく疲れた一日であった。
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