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後期高齢者の憂いと少しの怒り(3)

クアラルンプールの中華レストランでのこと。

昨年次男の家族4人と私で、マレーシアのクアラルンプールに孫の夏休みを利用して旅行した。

私は以前9年間この地でロングステイをしていたのでよく利用していたエビ料理がおいしい中華レストランへ次男家族を連れて行った。

丸いテーブルの上に赤いテーブルクロスが敷かれている懐かしい席に座る。

注文を取りにウエートレスが来たがメニューを私にではなく息子に渡した。

5人家族の代表は長老でなく現役の息子だとウエートレスは何の疑いもなく判断したのだ。

この現実を後期高齢者は受け止め、心安らかにおいしいエビ料理を食べないとあすの幸せは望めない。