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後期高齢者の憂いと少しの怒り(1)

総合病院でのこと

3年ほど前、家内の膝が痛い、歩きづらいという

事で人工関節を入れる手術が良いということに

なり病院にその手続きに行った。

手術の同意書を私が書こうとしたら、医師から「ご主人だけでは不足で、息子さんを連れてきて同意書を2通用意してください。」との発言に驚く。

今までに無い経験であった。

その真意を確かめると「人工関節の手術は簡単であるが、あとのリハビリが出来ないと歩けなくなり手術が失敗したと言われる可能性がある。」とのこと。

親世代だけでなく子世代もリスクについての理解が必要だそうだ。

50年付き添ってきた私の人格だけでは家内の手術の手続きも出来ないのかと少しの怒りを覚えた。