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ギターの音量比較

普段から自宅でギターを弾いていると音量に不満は無いが、演奏会等で他の楽器に比較して少々音量不足に感じる。

楽器間で比較するとどうなるのか?

 

まず騒音のレベルだが、工場の作業環境の規制値は85dB(デシベル)で耳栓着用が義務付けられ、90dBからは作業環境を是正しなければならない。

(尚聞こえる最低の限界は10dBである。)

地下鉄の音は100dBを越えクシャミでも115dBだ。

これは継続しないから耳に障害は無いが判断基準として記憶したい。

 

さて楽器だがフォークギターは85dB、クラシックギターは80dBである。

従ってフォークギターは力一杯弾き続けたら難聴になる恐れがある。

まあそんな弾き方は出来ないが。

ドラムが一番大音量で130dB。

テナーサックスは120dB。アルトサックスも110dBだからサックス奏者は難聴になりそう。

ピアノもプロで110dB、アマで100dBと大きい。

ギターは思ったよりも大きかったが、やはり楽器比較ではほぼ最下位だ。

だからアポヤンドでしっかりメロディを弾ける人が人を惹きつけるのだろう。

まあ、音量の大小は相対的に差をつけてメロディを際立たせるのも大切だと思う。

しかし、私は高齢になり、難聴気味になりますます大きな音で豊かな感情表現をするサックスが好きになる気がする。