新型コロナウイルスで貴重な3年間が外出自粛となった。
元々は好奇心旺盛ではあったが、体力的な事もありすっかり出不精になってしまった。
昔は良く通ったコンサートも名古屋・大阪までは出かける気がしない。
IT機器を使い自宅で楽しむ事がこの3年間で充実して来たので余計に出不精になった。
しかし、先日たまたま知人のサークルの発表会に出かけた。
高齢者の数種のサークルに一つだけプロのサックス演奏のタイトルがあった。
お弟子さんの演奏も良かったがプロの独奏は良かった。
サックスは元々好きな楽器でJazzの名演CDを多く持っている。
しかし、大きな舞台で一人じっくりと吹く音色は別な感動を得た。
自分のソロギターに何が不足しているか痛感した。
心を込めて丁寧にメロディーを表現する姿勢を感じた。
美しい音楽をスピーカーから聴く機会は多いが、生の(そして一人きり)ステージの微妙な息遣いを聴く機会が少ないと痛感した。
出かけなければこんな貴重な機会に遭遇しない。
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