先日ある小グループの定期的な演奏会があった。
クラシックギターのソロとデュオの発表だ。
スタートして3年以上になる。
2ヶ月に1回なので「アガリ(緊張)」を防ぐ効果はあるかもしれない。
上手の人に混ざって私は一人下手であるが必死に付いている。
何せ私にとって唯一のソロギターの発表の場なのである。
ここで私は全員の演奏を録音し、編集し配信している。
小グループなのでともすると馴れ合いになり緊張感が無くなるかもしれないと「お節介」を始めた。
私の様な下手でも、「集まって、演奏して、はいさようなら」では、「まあいいか」といい加減になりそうだった。
幸い皆さんへの録音配信は拒否されずに継続している。
時々お礼を言われるので参考にしてもらってる様だ。
私自身のは振り返って聴く勇気が出ないので、上手の人の録音を聞かせてもらっている。
上手の人でもやはり緊張感はあるらしく途中で失念して止まる事がある。
それを見て、人の前で演奏するのは難しいがやり遂げた時の喜びの大きさを思い返す。
現役をリタイアして「大きなプレッシャー」を味わえなくなった自分にとって、この機会は貴重な時間なのだと改めて思う。
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